目次
第1章 こころの健康を考える―病を医するは自然なり
第2章 西洋医学は万能なのか
第3章 量子論の説く世界観とは
第4章 こころとがんについて
第5章 こころで身体は変わる
第6章 がんの医療を考える
第7章 東洋哲学と西洋医学が新しい医療と新しい社会を拓く
著者等紹介
長堀優[ナガホリユタカ]
財団法人船員保険会横浜船員保険病院副院長・外科部長。昭和33年8月5日東京都生まれ。昭和58年群馬大学医学部卒業、同年横浜市立市民病院研修医、昭和60年横浜市立大学医学部第二外科(現・消化器腫瘍外科)に入局。平成5年ドイツ・ハノーファー医科大学に留学(ドイツ学術交流協会奨学生)、その後、横須賀共済病院外科医長、横浜市立みなと赤十字病院外科部長などを経て、平成20年現職に就任す。日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、神奈川胃癌治療研究会世話人、信州大学医学部組織発生学講座・委嘱講師など(以上2013年11月現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAN
2
本書の中でも言及されているが、矢作直樹先生の「人は死なない」と同じく、現場の医師が見えない世界について論じた好著だと思う。命を扱う現場の医師たちがこういう観点をもって患者に接してくれていることは大変ありがたいことだと思う。いままではそういった倫理観を扱うのは宗教者の役目、医師はあくまでも肉体の生命の救いに徹してきたのだと思うが、人間全体を扱うには肉体と霊性を分離して扱うことに限界がきたのではないか、そいうパラダイムの変化を特に、日本では東北大震災以後、大きくとりあげられるようになってきたのではないか、とい2014/02/15
Lara
1
世の中の価値観が変化していると、感じます。大きな流れに つながっていくような気がします。2018/04/24
TATTYA
0
メンタルが体に及ぼす影響は想像以上に大きい。2025/03/12