「アベノミクス」を撃つ―カネをバラまくことで国も経済も救えない

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434184628
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

内容説明

「アベノミクス」とは一体何でしょうか。財源があろうがなかろうが、そして後先を考えないで、ただカネをバラまけば景気もよくなり、国民も満足するといった品のない、場当たりの政治のことではないでしょうか。そんなものは一時のバブルをもたらし得るとしてもすぐに破綻し、あとに多くの害悪や困難や経済の破綻、財政の崩壊を残すだけです。著者は、そんな安倍政権を一日も早く一掃することが働く者の利益だと喝破します。

目次

第1部 理論篇―「インフレ」、「円安」とは何か 「国民経済」、「成長」とは何か(インフレ、デフレの正しい概念について―リフレ派学者の山師的;「円安」は打ち出の小槌ではない;「金融緩和政策」とそれによる繁栄願望;「国民経済」、「経済成長」の概念について)
第2部 実践・政策篇―政府と日銀一体の「無制限の」カネのバラまき 「わが亡き後に洪水は来たれ」でいいのか(安倍の再登場とアベノミクス―カネをバラまくだけの国家主義者の“国家破滅”政策;「成長戦略」なき「成長戦略」―TPPでも“国益”を表看板に、保護主義に固執;安倍は日銀も“占領”する―こけ脅しの“異次元”金融緩和の行方;「良いインフレ」など決して存在しない―アベノミクスと労働者階級;ファシズム志向の安倍“独裁”政権―「羊の皮」を脱ぎ捨て「狼の本性」をむき出しにし始めた)

著者等紹介

林紘義[ハヤシヒロヨシ]
1938年長野県上田市に生まれる。同県伊那谷出身。1958~60年自治会役員及び東京都学連執行委員として、「勤務評定反対闘争」、「六〇年安保闘争」を闘う。二回逮捕、拘留され、起訴、有罪判決を受ける。以後、一貫して『社共』にも『新左翼』諸派にも批判的な、独自の労働者解放の道を歩む。1984年社労党結成に参加。労働者の階級的立場と政治を訴えて、国政選挙に数回立候補(組織候補として)するも、力足らずしていずれも落選。2002年社労党の解散とマルクス主義同志会への移行とともに、その会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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