内容説明
広島修道大学学術交流センター調査研究として二〇〇九年度から二〇一一年度の三年間にわたり実施された「現代都市におけるグローバル化による文化変容―東アジア諸都市との比較を中心として」の研究成果。文化への関心を共有する社会学と心理学の研究者が共同でおこなった研究活動で、コーヒー、食、アニメーション、漢字、神楽といったきわめて具体性の高いテーマをとりあげている。
目次
第1章 コーヒー文化の変容
第2章 沖縄―食の混乱と収束
第3章 Jポップ・カルチャーの諸相―ジャパン・クールの揺らぎ
第4章 Jポップ・カルチャーの越境―偏在する/個室化するアキバ
第5章 日本・韓国における欧米外来語の受容様式―言語学的観点からの試論
第6章 文化と適応
第7章 現代社会における「ひろしま楽神」と「珍島シッキムクッ」の文化変容―西中国山地と全羅南道珍島を事例として
著者等紹介
中根光敏[ナカネミツトシ]
広島修道大学人文学部教授
今田純雄[イマダスミオ]
広島修道大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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