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内容説明
戦後は虚妄であり、われわれは新たな亡国を願っている!震災いらい、この真実を隠すのは不可能となった。日本を取り戻すと安易に説けば、破局の風立ち、ゴジラも笑う!歴史にきちんと筋を通せ、それが未来への唯一の道。
目次
序章 原発、廃墟、そしてゴジラ
第1章 虚妄の国の自滅願望
第2章 「戦後」の時間は終わらない
第3章 時には親を殺す子のように
第4章 犬死からの出口はあるか
第5章 幽閉された日本国憲法
第6章 戦後日本の政治的エロス
第7章 『崖の上のポニョ』の真実
終章 復興とは歴史に筋を通すこと
著者等紹介
佐藤健志[サトウケンジ]
1966年東京生まれ。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞する。作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開。2009年~2011年、ラジオ番組『サウンドトラックス・インターゾーン』で、台本・選曲・DJの三役を担当。2013年からは社会分析とダンスの融合を試みており、インターネットに動画が配信されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
辛い現実を直視することは、簡単でなことではない。目をそらし続けられるのならば、そのほうが生きやすいだろう。しかし、ずっとそこから目をそらし続けることはできない。そのような状況で作った歪んだ像は、何かの拍子に目の当たりにせざるを得なくなる。そのときにいくら逃げようとも、被害は更に拡大するだろう。2013/12/14
Yasutaka Masuda
1
ちゃんと本土決戦をせずに中途半端に終戦したから、終戦後の日本人にはゴジラに何度も日本を破壊して欲しいと思う破滅願望があるという評論。サブカル系かと思いきや正論に連載されていたのでガチの保守評論。ゴジラ以外に赤い眼鏡、スカイクロラ、ポニョをネタにしている。かなりこじつけ感が否めないが、最近の保守にありがちな戦前復古的な話ではなく、割と「正論」。微妙にフォーカスは違うが『永続敗戦論』的な内容。シン・ゴジラを見てから読むと鏡面的な話が出てきて大変興味深い。2016/08/10
Riopapa
1
東日本大震災の後、日本は変わるのかと思っていたが、結局は変わらなかった。考えてみれば当たり前なのかも知れない。リセット願望は日本人が共通して持っているものなのだろうか。2014/01/03
biblionaire
0
大衆作品には天才クリエーターの意思が垣間見える(´Д` )ポニョ論は必読(´Д` )2014/01/22