内容説明
強盗殺人犯にされた無実のネパール人ゴビンダ誤認逮捕から、逆転無罪までの15年―。
目次
東京拘置所時代のノートから
絶望―上告棄却・無期刑確定直後 2003年11月
奈落―いよいよ始まった刑務所での服役生活 2003年12月、燭光―再審請求 2005年3月
望郷―母の来日 2005年4月
再会―娘たちの来日 2007年4月
永別―父の死 2007年5月
孤立―「不正挨拶」 2007年11月
煉獄―降格 2008年3月
強震―大震災とラダさん来日 2011年3月〔ほか〕
著者等紹介
マイナリ,ゴビンダ・プラサド[マイナリ,ゴビンダプラサド] [Mainali,Govinda Prasad]
1966年、ネパールの東部にあるイラムの農家に生まれる。1994年2月末に来日、インドレストランなどで働く。1997年3月、東京都渋谷区円山町で発生した殺人事件(世に言うところの「東電OL殺人事件」)で誤って逮捕され、一審無罪にもかかわらず控訴審で逆転有罪、無期懲役となる。2003年12月から横浜刑務所で服役。2005年3月、獄中から再審を請求。2012年6月7日、これが認められて裁判のやり直しが行われ、同年11月7日、東京高裁で控訴棄却判決を受け、無罪が確定した
今井恭平[イマイキョウヘイ]
1949年、福岡市出身。冤罪事件をライフワークとするジャーナリスト。「無実のゴビンダさんを支える会」の結成時からのメンバー。冤罪事件の専門誌『冤罪File』(発行元・希の樹出版/発売元・宙出版)に継続的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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