内容説明
「名前の正しさ」ということが問われる。それは“自然本性において”決められてあるものであるのか、それとも単に人々の“取り決め”にこそ拠るだけのものなのか。だがそういう問いを貫いて「魂」がものの姿を呼ぶのだとすると…
目次
クラテュロス
著者等紹介
水崎博明[ミズサキヒロアキ]
昭和14年福岡市に生まれる。昭和41年九州大学大学院文学研究科西洋哲学史専攻修了。日本西洋古典学会会員。福岡大学人文学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てながあしなが
3
訳が生硬すぎて読みづらいので一旦断念。いつか読み返す。 とりあえず、ソクラテスがすでに音象徴と呼ばれる言語事象について分析を加えていたことがわかっただけでよしとしましょう2021/01/01
Eu
0
現状新刊書店で入手可能な『クラテュロス』の邦訳はたぶんこの版だけなので、存在するだけありがたいのだけれども、まず訳者の方の書く日本語がそもそもかなり独特であるうえ、訳すにあたって語順を整えたりとかもほとんどしない方針を取っていると思われ、加えて誤字脱字誤植が大量にあるというわけで、読みにくい、わかりにくいという印象はどうしてもある。(あと書店員的には背にも『クラテュロス』と書いておいてくれるとたいへん助かる)2025/08/22




