内容説明
色即是空とは?むずかしい経典も身近なものに―人類の行く手の闇に一灯を掲げ、同時に、人間存在の本義と、世界文明存立の根本の義を人類の叡智と霊性に問う。
目次
第1章 宗教の根源
第2章 無常ということ
第3章 諸法無我
第4章 涅槃寂静
第5章 縁起の理
第6章 空
第7章 永遠の生命
第8章 宗教と神秘
第9章 対立なき心
第10章 この世の矛盾に処して
第11章 仏教と科学
著者等紹介
木戸啓介[キドケイスケ]
大正11年高知県中村市(現・四万十市)に生まれる。県立中村中学(旧制)を経て、昭和15年、中国大陸に夢を馳せ、拓殖大学予科に入学、中国及びアジア問題に取り組み、東亜聯盟運動に情熱を傾ける。昭和18年12月学業半ばにし学徒兵として出陣。20年10月復員。改めて東洋医学を志し、鍼灸師として今日に至る。この間、仏門に帰依し法華経の信者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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