内容説明
いつか白馬に乗った王子様が迎えに来る―そんな誰にも言えない夢を見つつも、お局街道を突っ走る29歳OL、春日芽衣子。三十路を前に焦り、恋愛成就のお守りを求めて京都にやってきた彼女が出会ったのは、白馬を華麗に操り、矢を射る和風王子だった。見事彼と意気投合し、付き合うことになったのだけれど、後日、彼が会社の後輩だということが判明したから、さあ大変。実は、芽衣子は過去のトラウマから、「社内恋愛は絶対にしない」と決意していて―お局様と和風王子との、ロマンティックラブストーリー。
著者等紹介
来栖ゆき[クルスユキ]
2011年よりwebで小説を書き始める。「お伽話のつくり方」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チェス
6
なーんか小難しいことを考えずに読めるこういう本はとても楽しい! 図書館本。2019/07/21
つっきー
3
★★★ お局様って感じにはどうも思えなかったんだけどな。白馬の王子様に憧れる様子は分からなくはなかったんだけど、夢見る乙女感と、お局様っぷりのギャップが欲しかったかなと思う。社内恋愛に関しては、内緒にしたい理由はものすごく分かる。体調悪かったら悪阻と間違えられたり冷やかされたりとか、別れてからも噂されたり、そりゃ嫌だと思うけど。それを次の人にも照らし合わせるのは可哀想かなと思ったりも。内緒にしたがためにやきもきする場面はなかなかよかった。2017/02/04
六花
3
お互いアラサー同士のヒロインとヒーローなのに、この学生みたいなノリは何なんだろう…(同僚の方達も含む)。白馬の王子様を夢みるヒロインが旅先で出会ったのは白馬に乗った流鏑馬王子。実は同じ会社でかねてからヒロインを狙っていたという執着系。ヒロインは思い込みが強くてイタかったなぁ。というか皆さん自己中で人の話を聞かない人ばかりでした。( ´△`)2015/09/23
Haruharu
3
★★★☆☆再読。白馬の王子様を夢見る29歳のヒロインが京都一人旅でてあった男性は流鏑馬王子。実は会社の後輩。読みやすいけど、ヒロインがむやみに嫉妬してイタイ感じなのが嫌。ヒーローは好みなのに残念。2015/08/05
光野 翳
3
最初から最後まで芽衣子に対しての気持ちがぶれずに優しいいい男だったね、和風男子若宮梓。このレーベルの物足りないところは表紙しか絵がないこと。1枚くらい別絵もあっていいのに。スーツ若宮みたいのに。芽衣子のために退職を考えているのは読めた。もしかしてどこかの御曹司?とか考えるあたり、私もこのレーベルにはまってる乙女ですっ。2013/10/16




