内容説明
人と腸内細菌の関係を詳しく書き下ろしたエッセイ風おなか読本。
目次
序章 なぜ私が、腸と腸内細菌を愛するのか?
第1章 朝食抜きで、腸を愛することはできない
第2章 便秘について、ちょっとなるほど
第3章 下痢・軟便について、ちょっとなるほど
第4章 糖尿病と糖と腸内細菌たちの難しい関係
第5章 腸内細菌の研究が進んでいる
第6章 プロバイオティクスの1つ、酵母菌のちから
第7章 腸内細菌たちの食事は決してぜいたくではない
第8章 細菌たちからの恵み、すごい有機酸!
第9章 細菌たちのネットワークが腸管免疫を強くする
著者等紹介
井原敏男[イハラトシオ]
1945年北海道中札内村生まれ。1964年、帯広三条高校卒業。10年間のキョーリン製薬勤務後、調剤、OTC薬局のチェーン展開をする。30数年の薬局の実務中に、便秘と下痢の手当をするために日本ダルム社を立ち上げ、腸全般のセルフメディケーションをすすめている。腸内フローラの機能と食と健康について情報を発信している。腸内環境情報オフィス主宰。登録販売者全日本医薬品登録販売者協会々員。北海道バイオ工業会賛助会員。酵母研究会個人会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tatsuya.m
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腸を大切にすることの重要さが分かる内容です。昨年から腸を意識することが多くなったので、身に沁みる部分もありました。暴食…本当に気をつけないといけません。また、子どもを取り巻く環境と菌について考えさせられました。2014/02/27
西川明子
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腸内細菌についての長年の研究を元に、普段自分のお腹にいるこの細菌たちがどこからきたのか、どのような働きをしているのが、知っていたらそんはないどころか予防医学的に大変有意義な内容。家族の健康にかかわる主婦、専門家などにぜひ読んで欲しい。母乳育児の大切さについてもふれられている。2013/07/24