内容説明
“戦後最大の思想家”吉本隆明の虚像と実像を剔る初の硬派評論!「反原発で猿になる!」という辞世の句を残して逝った吉本を「自立」「大衆の原像」「共同幻想」をテコに徹底的に批判し、吉本神話を解体する。
目次
序文 60年安保は遠くなりにけり
第1章 「反原発で猿になる!」という“辞世の句”
第2章 「自立の思想」という“孤立の思想”
第3章 「大衆の原像」という“大衆の虚像”
第4章 「共同幻想」という“共同催眠”
第5章 「言語美」と「心的現象」の“薮の中”
結び ソクラテスにソックラデス
著者等紹介
土井淑平[ドイヨシヒラ]
鳥取市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。政治思想専攻。元共同通信社勤務。市民活動家。さよなら島根原発ネットワーク会員。ウラン残土市民会議運営委員。“Think Globally、Act Locally”(地球規模で考え、地域で活動する)をモットーに、四日市公害(1960年代)、川内原発建設反対(1970年代)、青谷原発立地阻止(1980年代)、人形峠ウラン鉱害(1980年代末から今日まで)、などの市民運動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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