内容説明
病気の母親のため、地元のオーベルジュで働く奈津子。周囲とはうまくやっているけれど、偉そうでイヤミな上司・雅臣にこき使われるのが悩みのタネだった。そんなある日、奈津子は雅臣が取引先から「娘の婿に」と迫られる場面に遭遇する。すると彼は突然、奈津子が恋人だと周囲に宣言！しかも、当分恋人のふりをしてくれと頼んできた。悩んだけれど、出世をチラつかせられて結局「ニセモノ彼女」を引き受けることに。いけ好かない奴だと思っていたのに、次第に「ふり」が、「本気」になっていって―負けず嫌いな二人のじれじれラブストーリー。
著者等紹介
篠原怜［シノハラレイ］
海外ロマンス小説に憧れ、２００４年よりＷＥＢサイト「ＰＲＥＴＥＮＳＥＳ」で恋愛小説を公開。「午後３時の海岸線」にて出版デビューに至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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テンハル
5
【タイトル買い】金持ちイケメン上司と負けず嫌いで頑張り屋部下の婚約者契約から始まるジレジレのラブストーリーです。なんだかんだといって、雅臣が奈津子のことが好きで好きでしかたがないのが見えてくるのがかわいい。意地っ張り同士の王道な愛模様をニヤニヤしながら堪能できました。2013/08/31
かず
3
こういった恋愛物のど定番。結婚を断る為にニセモノの彼女を頼みその二人が本当に恋いに落ちるというもの、定番ですがよかった。奈津子の母親がやけにむかついたけど(笑)2016/08/31
さぁちぃ(積読本消化中…)
3
面白かったー男女両方の視点から読めるし、課長がベタ惚れなのにそれをばれないように押さえてるのが笑える、両想いなのに最後まですれ違いってるしね。周りのキャラも良かったなー支配人や黒川さん好き。2013/03/22
つっきー
2
★★★ 奈津子の境遇が痛々しくて妙に共感を覚えてしまったかな。視点が入れ替わるところは好き。男性側視点も見れるとまた面白い。けどけど、雅臣の態度にはイライラさせられた！どこまでじれったいのか…とイライラも募った。2016/10/02
Haruharu
2
★★☆☆☆再読。契約恋人なんだけど、上司と部下の関係で意地の張り合い、ヒーローのプライドの高さからくる酷い言葉の数々に読んでて全然ハッピー感がなかった。確かにクールで仕事できる上司が実は優しく、弱々しいって知ったらちょっとクラっとくるかもしれないけど、それにしてもヒーローの気分の上下の振れ幅が大きく一緒にいると疲れる。2015/09/02
