内容説明
ストーカーに刺されて異世界に転生し、最弱小鬼になってしまった俺ことゴブ朗。喰えば喰うほど強くなる「吸喰能力」を武器に「小鬼の巣窟」の頂点に君臨した俺は、弱肉強食のサバイバルな毎日を過ごしていた。そんなある日、偶然、人間達に襲われていたエルフの娘を助ける。話を聞くと、どうやら生まれ育ったこの森を舞台に、エルフと人間の戦争が始まるらしい。これは…この世界で一気に成り上がるチャンス。魔剣を携えた美しき女騎士、恐るべき武力を誇る歴戦の猛者、未知の力を秘めた「英雄」などなど、相手にとって不足無し。強力に進化を遂げた怪物軍団を従えて、迫り来る人間軍を喰いまくってやる。
著者等紹介
金斬児狐[カネキルコギツネ]
2009年の終わりにWeb上で小説の連載を開始し、瞬く間に人気を得る。「Re:Monster」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
7
★★☆☆☆2巻にしてすでにマンネリ。もはや敵なし状態なのであまり盛り上がりもなかったのが大きいかな。2013/12/03
Tomokazu Kumada
7
ストーカーに殺されゴブリンに転生した主人公は、前世から引き継いだ能力・喰えば喰うほど強くなる[吸喰能力(アブソープション)]により驚異的な早さで成長し、仲間を鍛え・狩りをし・喰らい・捕獲し・増やしながら少しずつ勢力を拡大させた前巻。ゴブ吉と共に森の未踏破区画にてハンティング中の主人公は、武装し森の中に潜む人間達を発見します。エルフを襲撃した連中を捕獲しエルフの姫を助けた主人公は、エルフの秘薬を巡りエルフと人間の間に大きな戦争が起ころうとしている事を知り、エルフ側の傭兵として怪物傭兵団を率いて参戦しますが…2013/01/03
爺
6
なんとなく再読で2巻。巻末の短編で主人公のゴブ朗が女騎士に「貴女」って二人称使っているのに激しい違和感。2023/10/03
もきゅ子
5
食べたら自分の能力にできる…チートやなあ。強すぎ主人公は過食気味だからなぁ2015/06/22
和徒
5
なんだか主人公以外にも死んだかもしくは意図的にこの世界に入り込んでる人がいるっぽいね。そういうファクターからもやっぱりゲームないし人工的に作られた世界の話なのかな。2013/02/21