内容説明
１２歳の春。京都から東京へと越してきた洋美を待ち受けていたものは…。傷つき、そして、傷ついた少女が身につけたひとつの姿勢。渋谷にたむろした高校時代。初めての裏切りと父親への不信。少女から大人へと駆け上がる洋美と、あの忌まわしい一日から過去へとさかのぼる洋美。これは当時の渋谷のドキュメンタリー。そして、ふたりの洋美の物語。そして。もうひとりのあなたの物語。
著者等紹介
松本誠一［マツモトセイイチ］
東京都目黒区生まれ。全国２７店舗のエステティックサロンを経営し、世界を飛び回る超多忙ビジネスマンでありながら、執筆を行う異色の新鋭作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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智哉
8
どこにでもありそうな話で、真新しさというか、個性というか、そういった要素がちょっと見当たらない。恵まれた容姿に卑屈になって、向う見ずな生活態度が招いた災難なので、とても同情する気持ちにはなれない。世の中には、恵まれない容姿の人の方が多いというのに。2014/02/27
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スムーズに読み進められた。幼少期と現在を行き来して書かれているので主人公の成長を想像しながら読んで行くのが楽しかった。2015/10/09
