内容説明
ついにやぶられた銅鐸のナゾ―考古学、民俗学、建築史学をむすぶ新しい視点から銅鐸絵画の本質を解明。“カタチ”にこめられた古代人の心性を、あざやかに復元する。
目次
連作4銅鐸を検討する
争う3人の人
銅鐸の文様
工字状のモノ
2つのタブー
説話と銅鐸絵画
カエルを捕まえるヘビと棒をもつ人物
キネとウスの考現学
弥生家屋の建築思想
家屋文鏡
シカに与えられた意味
トリたちに期待された役割
イノシシと5頭の犬
水辺の生き物たち
△頭と○頭を考える
雷神に捧げる祭文
銅鐸絵画と漢の祈雨祭祀
旅の終わりに
著者等紹介
長尾志朗[ナガオシロウ]
1948年岐阜県生まれ。サラリーマン生活35年を経て研究・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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