内容説明
「少女漫画の限画はべろ入れなしのキスまでです!」九年前の黒歴史から、大人の恋愛を描かない、いや、描けない少女漫画家、坂谷由南。そんな彼女が、ある大企業絡みの企画でとびきりのラブコミックを描くことに。ただし条件は、“キスシーンは三回以上、ベッドシーンは最低でも二回”。おまけにその企業の社長は、黒歴史の元凶・篠原柊哉だった!彼は由南の漫画に散々ダメ出しをした挙句、「大人の恋愛を教えてやる」と言い出して―?反発し合う二人が作る、最高のラブコミック・メイキングストーリー。
著者等紹介
石田累[イシダルイ]
ファンタジー・SF・現代物等、様々な世界を舞台にした恋愛小説を執筆し、Webサイトにて公開。2010年、「年下の上司」で出版デビューにいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
85
この作家さん、高校時代に知り合って、数年後に再開するパターンばかりなのかな?w でも、すごく良かったです。彼の言うこと、そうだなと思いました。大人が高校生を恋愛対象に見なくてもおかしくないし、贖罪の気持ちで始まったとしても、今、愛しているという気持ちに偽りはない。あと、高校の時の別れはそういう事情だったんですね。。ちょっと元カノが酷すぎると思いました。2022/04/29
Haruharu
3
★★☆☆☆再読。今は落ち目の漫画家ヒロイン。高校時代に塾講師のヒーローが好きで漫画を描いて見せたら、周囲に笑われトラウマに。ヒロインのキャラに感情移入できず、ヒーローも社長になってヒロインを陰ながらサポートするのも分かりずらい。もうちょっとラブラブ感が欲しいところ。2015/08/07
194
2
面白かった!よく練られたお話で、文章のテンポも好み。他作品も読んでみたいと思える作家さん。2015/01/07
サト
2
冒頭の裏切られたシーンを主人公同様に強烈に引きずって読んだので期待しちゃいけないけど期待しちゃうー!っと前半胸がしめつけられながら読みました。プライド高くて傷つきたくなくて臆病になっちゃう主人公に感情移入。王道なラブストーリーだったので(しかもハッピーエンドとわかりきっていたので)そこも楽しく読めました。それにしてもなんて良い男なんだい篠原先生!2013/11/04
にわとりメガネ
2
2度同じ人にときめいてしまうのは共感出来た。女の最大の幸せは結婚だと考えさせられた2012/12/24




