内容説明
ストーカーに刺され、目覚めるとそこは異世界。ふと自分の身体を見れば、緑色の肌、鋭く尖った黒い爪…俺、どうも小鬼になっちゃったらしい。離乳食は洞窟で捕れる芋虫。そして生後四日目にして初の狩り―とんでもないサバイバルな怪物ライフが始まったが、なにはともあれ、喰えば喰うほど強くなる“吸喰能力”でみるみるうちに進化を遂げた俺は、あっという間に“小鬼の巣窟”のトップに君臨した。有能な部下(ゴブ吉やらゴブ美やら)もできたし、さらに拉致った人間の女達も手懐けた。俺もリーダーとして仲間を脅かす輩はまじ許せんからね。モンスターも、エルフも、ニンゲンも、敵と見なせばとにかく喰って喰って喰いまくってやる。
著者等紹介
金斬児狐[カネキルコギツネ]
2009年の終わりにWeb上で小説の連載を開始し、瞬く間に人気を得る。「Re:Monster」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomokazu Kumada
9
コンビニの帰り道、ストーカーに刺されて死んでしまった主人公が目を覚ますと、生まれたばかりの小鬼(ゴブリン)に転生していました。転生した主人公「ゴブ朗」は生後4日目には友達兼捨て駒の「ゴブ吉」を連れて初めての狩りに出掛けて行きます。異世界に転生した主人公は生きていく為に、前世から引き継いだ能力‐喰えば喰うほど強くなる『吸喰能力(アブソープション)』を使い異常な早さで進化を遂げ、ゴブリン・コミュニティのトップに君臨していきます。怪物だらけの異世界に転生してしまった主人公の壮絶な下克上サバイバルが始まる……。2012/12/30
にゃんころ
8
異世界かつ人外転生物ですが、前世もESPが普通にあるSFチックな世界という変わり種。2012年刊行時に気になったもののすっかり忘れてましたが、最近コミカライズに気づいて面白かったので小説にも手を出してみました。弱小生物ゴブリンに転生した主人公が、転生前から保有していた食う事で相手の能力を吸収するESPで強くなっていくという、なかなか面白い設定。1巻はたった2ヶ月、それでも最初のエリアのほぼ上位まで成長するスピード感も良い。一応完結(第1部かな?)してるんで一気に読んでみますよ〜。2019/03/12
わたー
8
★★★☆☆死後、ゴブリンに転生した主人公が、食べた相手の能力を手に入れるチカラを手に成り上がりをしていく物語。日記形式の独特の文体を受け入れることができるのかが最大のハードルだろうか。2013/12/02
こも 旧柏バカ一代
6
能力者が異世界に転生したらゴブリンでしたw 名前もゴブ郎w最初は弱かったけど巻末ではオーガになってたw2019/03/30
爺
5
なんとなく再読。とりあえずどんな着地するのかしばらく読んでみる所存。2023/10/03




