内容説明
本書は、不可能とさえ言われる小規模外科病院での手術が、医師と病院の経験・スキルによって十分実施可能であり、患者と家族に大きな福音をもたらすという事実を、具体的な術式・手技の提示によって指し示している。志ある外科医と病院関係者へ送る入魂のメッセージ。
目次
膵頭十二指腸切除術(十二指腸背側の授動;膵頭部下縁の露出;胃切離;胆管切離;GDA切離;トンネリングと膵切離;空腸切離・標本摘出;再建 膵空腸吻合;再建 胆管空腸吻合;再建 胃空腸吻合(あと少し))
腹腔鏡下幽門側胃切除術(ポート設定;大網左側の処理;大網右側の処理;5番領域の操作;十二指腸切離;背側の剥離(横隔膜脚と小網)
左胃動脈(7番領域)の処理
開腹操作)
下部直腸癌に対する括約筋温存術式(ISR)
腹腔鏡下大腸切除術(適応疾患と術前準備;マニュアルの見方;術式の実際 腹腔鏡下回盲部切除術;術式の実際 腹腔鏡下回盲部切除;腹腔鏡下S状結腸切除術)
著者等紹介
眞田雄市[サナダユウイチ]
1974年2月7日福岡県生まれ。1999年広島大学医学部医学科卒業。2006年広島大学大学院博士課程卒業。現在、松風海内藤病院勤務。医学博士。日本外科学会専門医。日本消化器外科学会専門医。消化器がん外科治療認定医。日本肝臓学会認定肝臓専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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