内容説明
みそ煮込み、きしめん、カレーうどん、毎日の昼ご飯から家族との団欒まで、欠かせない名古屋の味。名古屋メンといえば、台湾ラーメン、あんかけスパ、鉄板スパ。あの味の誕生秘話から、お店紹介までをこの一冊に。
目次
和食編(みこ煮込み;きしめん;カレーうどん)
洋食編(台湾ラーメン;あんかけスパ;鉄板スパ)
著者等紹介
大竹敏之[オオタケトシユキ]
名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞など各種媒体で名古屋情報を発信し、Webガイドサイト『AllAbout(オールアバウト)』では名古屋ガイドを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たらこりっぷ
7
名古屋の麺料理を写真とともに紹介している本です。名古屋の味は長い間、多くの人に理解されない味でした。「名古屋メシ」などとちょっと流行ったりするのは隔世の感があります。ふるさとを離れてかなりの時間がたちましたが、毎日のように食べ続けた味の記憶は薄れることがありません。味噌煮込みもきしめんも、鉄板スパも、あぁ食べたい!2012/06/25
きゅー
5
名古屋めしの中でも麺類のみに絞った一冊。台湾ラーメン、鉄板スパ、あんかけスパ、きしめん、味噌煮込みうどん、カレーうどんなど。出版されたのが2012年なのでどうしても古い印象は拭えない。この10年で大きく変わったものとしては、やはり台湾まぜそばの躍進だろうか。それもあって名古屋で「台湾~」という料理が飛躍的に増えた気がする。辛いの好きだから歓迎だけど、初めて食べる人はあまりの辛さに驚く気がする。2023/09/11
Jimmy
1
面白かったです!お店紹介がメインでもさすがにセンス有る文章。ただあんかけスパの誕生秘話では、故・山岡博氏の奥様からのお話で「とろみのソースのアイディアが先にあり、それを活かすための太麺」との事だが、私が山岡氏がお元気の頃にご本人から聞いた話ではあくまでも「太麺ありきで、太麺を活かすためにとろみにたどり着いた」と。いずれにしても元々ミートソースなのに煮こんで煮こんで透明!しかも片栗粉でとろみ!しかも味のポイントは効きすぎのコショウ!さらに2.2ミリというぶっとい麺をラードで炒める!すべて大発明だと思います。2012/10/06
チョビ
0
地元ではない私には敷居が高すぎた。 私の父は遥かウン十年前、名古屋に単身赴任をしていた。 まだその頃はお中元お歳暮と言うものが存在した時代で、 その家にも、レトルトの味噌煮込みとあんかけがきたが、 家族全員で敗れた。 リベンジしたい思いでこの本を読む。 情報量が余りに多すぎて困惑。 結局どこからスタートすればいいのかわからずじまいだった。 本当に地元向け。いつか「旅人照英」のコーナーで、「ド素人が食べても美味しい」ところをやってほしい、と思った。 しかし、そのコーナーすら見ることの出来ない自分、ああ!2013/02/11