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内容説明
経済第一主義を金科玉条として走り続けてきて、ふと気が付いて立ち止まってみたとき、故郷を失った民は祖国まで見失ってしまうのではないか。郷土愛があって初めて祖国愛が生まれてくるとするなら、現代の都市開発理念の中で何かが忘れられてはしまいか。戦後日本人が失ってきたものはなにか?―。
目次
もてなしの心
経験の大切さ
残心の情
静かな朝
「風雪書き」余談
法律以前のもの
化粧と扮装
「流行」と「不易」
時間
南の島々〔ほか〕
著者等紹介
鎌田理次郎[カマダマサジロウ]
大正14年生まれ。戦時下の国学院大学に学び、学徒出陣。終戦時短縮繰り上げ卒業。戦後日本大学法文学部政治経済学科に学士入学、卒業時第一回国家公務員試験を経て、東京高等裁判所長官官房に勤務、調査室主任を経て退官。大手商社管理部顧問として戦後混乱期の企業の債権処理や再建に関与。日本大学法学部教授として行政学講座を担任、定年退職。日本オンブズマン学会理事長を経て現在名誉理事長。昭和45年行政相談委員を拝命、全国行政相談委員連合協議会長を経て、現在顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。