内容説明
煩悩は負のイメージに見えるが、そこには沢山の正の要素もあって、その煩悩によって歴史が進められたとも言える。親鸞に学びながら煩悩の奥行きを考える。
目次
煩悩とはなにか
起の条
例えば、絶望ということ
法然・親鸞の到達点
法然・親鸞は、かく生きていた
親鸞という人
じつは、煩悩で裁いてないか
善人・悪人だけで人間を分別
地球を考える
地球に終末はあるか
権力者たちは「ことば」を武器にした
煩悩の持つ正・負の考察
煩悩の正の埋没
巨大メディアは巨大な煩悩を持っていた
煩悩は自律している
集団煩悩
煩悩力の本体とは
著者等紹介
阿部昭三[アベショウゾウ]
ペンネーム・くだら・やすし。昭和3年(1928)八王子に生まれる。東京工業大学卒業。昭和28年、小説『葦』に掲載した処女作「どん機屋」で受賞。八王子市民劇場「夢座」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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