内容説明
この本では、医療・福祉の現場で実際に活躍している人たちに、働いてみて初めて気付いた厳しさややりがい、そこで生まれた感謝の気持ちを聴きました。ぜひ、寄り添うことの「リアル」を感じてください。医療・福祉の現場で働く人たちは、日々、人に寄り添い誰かの支えになっています。その原動力は、どこにあるのでしょう。
目次
命と向き合う中で(呼吸器をつけても、こんなことができる。選択の幅を、少しでも広げたい。(奥山紘平さん)
「あなたは、もっとできますよ」言葉だけじゃなく、実感として伝えていきたい。(中村桃子さん)
「頑張ろう」と励ますのではなく、ただ黙ってそばにいるだけで、支えになることもある。(鈴木圭太さん)
かけがえのない時間の、そばに居させてくれて、ありがとう。(竹内さやかさん))
日常にあった気付き(自分たちがいきいき働くことで、利用者さんに恩返ししたい。(田中成弥さん)
理想の保育を求めて、13年。まだまだ4歳の子に教えられる毎日です。(阿部素子さん)
利用者さんの暮らしや、将来のことも共にかんがえていきたい。(福西麻美さん)
相手とのコミュニケーションを、私から諦めてはいけない(武内愛系美さん)
最期まで、自分らしく生きて欲しい(山崎亜紀子))
利用者さんへの尊敬(誰にでも訪れる「人生の最期」を、あたたかく看取りたい。(小谷雅敏さん)
文字盤を通して視線が合った瞬間、それは心が通じ合った瞬間でした。(石井雄大さん)
孫のように可愛がってくれる利用者さんを、支えられる存在になりたい。(小口沙希さん))
それぞれの働き方(生活課題を抱える人を、まわりの人が支えていける、地域をつくりたい。(村上愛さん)
働くことを通して変わっていく。そんな彼女たちと共に歩みたい。(津田みづきさん)
作業療法士の責任も、楽しさも、利用者さんから教わった。(家村薫さん))