内容説明
魔女にさらわれ、魔法で猫にされてしまった孤児のアーシェ。魔女はアーシェを自分の「使い魔」にしようとしたのだ。ろくな食べ物も与えられずに、ひたすら魔法の練習のつらい毎日。そこへ、お城の騎士たちがやってきた!魔女は捕まり、アーシェは騎士のライトリークに助けられる。でも、アーシェの魔法はとけずに猫のまま。どうして!?結局、猫の姿のまま、お城の彼の部屋で暮らすことになった彼女は文字どおり猫かわいがりされるのだが―。猫にされてしまった女の子と騎士様の溺愛ファンタジック・ラブストーリー。
著者等紹介
村沢侑[ムラサワユウ]
2011年1月よりネット上で作品を公開。「騎士様の使い魔」にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
50
へ、変態さんがいますよー。危ないです危険です離れましょう。実際にいたら確実に私は近寄りません。うっかりすると通報したりしますよ。動物愛護法違反で捕まえて貰いたい次第です。当然ときめいたりもしません。シリーズ今様な人気っぽいものを読んでみよう第二弾でしたが、終始騎士様の行動に引いている内に終わってしまいました。多分結構王道な感じの少女小説みたいなお話だったんだと思います。騎士様が変態で、女の子もちょっと変な猫だっただけで。中盤のアーシェの覚悟らへんは面白かったので、そこをもう少し掘り下げて読みたかったです。2015/02/21
秋製
28
シリーズ物。 何ですか、この一方通行的激甘っぷりは。 主人公は、悪い魔女に目を付けられ無理やり「使い魔」として猫の姿に変えられてしまった少女アーシェ。彼女を助けたのは、王国騎士団の副団長で「魔術師殺し」の異名を持つライトリーク。黒猫の姿を余儀なくされ続けるアーシェをかわいがるのはいいとしても、その可愛がり方がとっても危ない!w とても猫を可愛がるのとは逸脱している。女の子に対してだとしてもアブナイ言動をさらりと連発。他にもクセのある人物がゴロゴロといて、続きがちょっと気になるお話でした。2014/03/16
シルク
8
途中まで、本当に良かったのになあ…。大当たりだと思ったのだがなあ…。孤児のアーシェは、ある日街で魔女に拐われ猫の姿に変えられてしまう。ろくに食事も与えられず殴られる日々にアーシェが疲れはてた頃、1人の騎士が魔女を捕縛しアーシェを自由にしてくれた。安堵したのも束の間、魔女の死によって魔法を解く者はいなくなり、アーシェは人間に戻れなくなってしまう。猫のアーシェを騎士は連れ帰り、慈しむようになる。アーシェを人間のように扱って、熱っぽく愛を語りかける騎士。その溺愛ぶりは周囲もドン引きする程で…という話。猫の視2014/10/17
絳楸蘭
8
アーシェのもとの性格が猫だから、黒猫で正解。そして、この展開は続編ありだな。ネットで続き発表してたし。しかし、ライト相変わらずエッチ度高いなぁ。レジーナでこんなにエッチくていいんだろうか…?2012/11/13
モモンガ
8
ちょwwwこんなオチありかよヒーロー犯罪者だろとかツッコミ必須。あらすじと表紙は正統派ラブファンタジーと思わせて実際はど変態のとんでもヒーローでした。ご馳走様でした。チョイ潔癖な人は注意かも。2012/01/29