内容説明
偉大な世界遺産を築き上げてきた人類へのオマージュ!魅惑の写真と文でめぐる五千年の、旅の証し。
目次
ヨーロッパ
中東・アフリカ
アジア・オセアニア
アメリカ
悲しみの遺産
著者等紹介
富井義夫[トミイヨシオ]
25年間に渡り世界中を駆け回り、空気感あふれる世界遺産の写真を追求し続けている。1953年東京都北区に生まれる。1977年東京写真専門学校を卒業。1982年日本写真家協会会員。1988年株式会社写真工房設立。1990年札幌に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nat
39
図書館本。もう少し1箇所を詳しく載せて欲しかったところ。写真は綺麗だった。上空から見たモン・サン・ミシェルが素敵。アルベロベッロの街並みが可愛い。びっくりしたのは、エチオピアのラリベラの岩窟教会群。一枚岩をくり抜いて築かれた11棟の異型のキリスト教会ということ。800年前に一枚岩を彫ったって凄すぎる。特に凄いのは聖ギョルギス教会で上から見ると聖十字型になるように設計されている。入るためには真っ暗な地下道を行かねばならないそうだ。エチオピアの国民半数が、古いキリスト教コプト派を信仰していることにも驚いた。2022/09/09
deerglove
3
1,000件以上ある世界遺産すべてを見るのはもはや自分には不可能だと思うのですが、だからこそ、ターゲットを定めて訪問してみたい気持ちがあります。まずは日本の23箇所。全くかすっていないのは石見銀山と小笠原諸島、百舌鳥・古市古墳群くらいかな。では世界は?ということでこちらをチェック。やっぱりそれっぽいのはエジプトの神殿とかペトラ遺跡みたいなところかな。オーロラに出会えるというスウェーデンの教会街やガウディの作品群も捨てがたいけれど。2021/12/27