内容説明
老化パターンは五〇歳代からの筋肉量で決まる。「筋肉コルセット」は不良質インスリンの増加を防ぐ。
目次
1 糖化の害が大きな話題になっている
2 解糖系、ミトコンドリア系 ヒトのエネルギー生成の二系統
3 室内での短時間の「手軽な運動」でも、「運動の大きな効果」がある
4 Dr.周東の短時間で手軽で効果の大きな運動
5 いくつになっても、有酸素運動で赤筋量、無酸素運動で白筋量が増える―筋肉の代謝力がミイラ物質を消滅させる
6 筋肉の劣化、脂肪の蓄積が、イビキ、睡眠時無呼吸症候群の原因
7 老化の根本は骨からのカルシウムの「漏れ」、筋肉からのタンパク質の「漏れ」、「脂肪の層(ファットパッド)」による内臓間栄養交通の遮断
8 呼吸のための筋肉(横隔膜)を鍛えよう
9 インクレチン、サイクリックAMPは、全身の細胞を活性化させる
10 「適度の運動」の必要性を理解することが「元気で長生き」で幸せな人生、予防医学の21世紀を実現する
著者等紹介
周東寛[シュウトウヒロシ]
1952年台湾高雄市生まれ。1969年越谷市立北中学校卒業、1972年埼玉県立春日部高校卒業、1978年昭和大学医学部卒業、卒後昭和大学藤が丘病院内科レジデント2年間研修し、同呼吸器内科に入局。同学部兼任講師。医学博士(医学博士取得テーマ「喘息患者における干渉低周波療法」で細胞活性にcycle AMPの産生の重要性について強調)。1986年に自分なりの医療方針をめざして、駅ビル医院「せんげん台」を開院、1990年大袋医院(1966年父親周東茂が開院)を統合し、1990年医療法人健身会設立、翌年理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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