内容説明
ヒマラヤの王国ブータンの野良犬ダワ。幼くして家族を人間の手によって奪われた彼が、母やきょうだいを慕って紡ぎ出す吠え声は、犬たちを魅了する不思議な力をもっていた。彼は首都ティンプ犬社会のリーダーとなるが、やがてある事情からその地位を捨て、ただ独り、奇跡の洞窟があるという聖地ブムタンへの旅に出る―。人間や犬たちとの出会いと別れ、そして生と死、老いと病…旅の間に遭遇するさまざまな出来事を一つ一つ乗り越えて、老犬となったダワがたどり着いた境地とは?ブータンから届いた智慧と勇気の物語。
著者等紹介
チョデン,クンサン[チョデン,クンサン][Choden,Kunzang]
1952年、ブータンの中央部ブムタン生まれ。インド、米国の大学で心理学と社会学を学ぶ。教職についた後、1985年から国連開発計画など国際機関に長年勤務。今後の活躍も期待されるブータン初の女性作家。現在、スイス人の夫と首都ティンプに在住。生家が博物館として公開されており、館長として文化伝統の継承にも尽力している
平山修一[ヒラヤマシュウイチ]
1966年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了(国際関係学)。1993年より通算5年間ブータンに滞在。現在、タイにて国際協力事業に従事。日本GNH学会副会長、GNH研究所代表
森本規子[モリモトノリコ]
神戸市生まれ。国際基督教大学卒業。写真集のブータン人一家のたたずまいに惹かれ2006年初めてブータンへ。その後短期滞在を重ねる。現在、在日外国公館勤務。GNH研究所会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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柴モモ