内容説明
最果ての楽園、西表島の砂浜に発見した無人のテント。中には衝撃的な内容の置手紙とともに、悲しげな微笑を浮かべる美しい女性の似顔絵が残されていた。さらにその女性と、テントの持ち主の男性とが交わした幾通もの手紙から、消えた二人の運命を思い描く…。旅物語も恋愛小説も超えて、人生の意味を問う作品。読者の生き様を変える、SASURAI文学第一弾。
著者等紹介
井上勝夫[イノウエカツオ]
1968年、愛知県生まれ。防衛大学校卒業後オートバイで一年半かけた日本全域、五万キロの野宿旅をする。以後も国内国外で自由気ままな野宿旅を続け、その体験をもとに小説や旅行記を執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たか。
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時々覗きに行くブログの主が書かれた小説。バイク好き・旅好きの方にお勧めです。内容は『最果ての楽園、西表島の砂浜に発見した無人のテント。中には衝撃的な内容の置手紙とともに、悲しげな微笑を浮かべる美しい女性の似顔絵が残されていた。さらにその女性と、テントの持ち主の男性とが交わした幾通もの手紙から、消えた二人の運命を思い描く…。旅物語も恋愛小説も超えて、人生の意味を問う作品。読者の生き様を変える、SASURAI文学第一弾。(amazonより転記)』2011/11/15
冒険野郎マクガイバー
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バイク、旅、キャンプ。これらが好きな人にはお勧めしたい。 結末は賛否が分かれそうとは思ったが、この本の最大の魅力はリアルな旅描写にあると思う。 著者自身が旅に対して熱い想いを持った方なので、旅をしている時の描写が非常にリアルで良い。 思わず旅に出たくなる。2021/05/02