内容説明
「邪馬壹國、女王之所都」の言葉が本当に意味するものとは…。北京大学医学部名誉顧問・岩元正昭が、永年の緻密で精確な研究を元に日本古代史学会に警鐘を鳴らす。
目次
第1部 倭人伝物語の趣意を劇的に変えた七つの古代漢字―倭人伝行程叙述の解読に不可欠な漢字知識(北京大学日本研究中心編『日本学』(中国世界知識出版社)に掲載された筆者の倭人伝原文の六つの漢字解釈
「都」の一字が導く卑彌呼遷都の事実)
第2部 邪馬台國と卑彌呼(倭人伝原文を読む前に;『魏志』倭人傳の行程叙述部の原文解読;原文が描く三つの地図;邪馬台國への道;強かなる卑彌呼外交と倭の五王)
第3部 卑彌呼の子孫と「倭の五王」(二系統三王朝の認識理由;岩元式年代測定法;「倭の五王」の解明;皇紀某年と言う概念は古代中国の「蔀法」を基に造られた)
著者等紹介
岩元正昭[イワモトマサアキ]
1943年生まれ。北京大学医学部名誉顧問。真説魏志倭人伝研究会主宰及び講演会講師。漢字を楽しむ会、古代史研究会、主宰及び講演会講師。梶山産業株式会社社主。東京大学史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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