格差・貧困・無縁がきた道―米ベストセラー『ジャングル』への旅

格差・貧困・無縁がきた道―米ベストセラー『ジャングル』への旅

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434155499
  • NDC分類 933
  • Cコード C0036

内容説明

まじめに働いているのに人間らしい生活にはほど遠く、生きていくのが精一杯。そんなワーキングプア層を増殖させる原因は何か。19世紀、産業都市シカゴでの辛く苛酷な労働を描いたアメリカの長編小説『ジャングル』。そのダイジェスト版として著者が訳出し、問題提起する。貧困問題や格差社会を考えるテクストに最適。

目次

プロローグ―現在からシカゴへ
1 新世界に群れ集う人びと「俺ぁ一代で富豪になる」
2 食肉工場のスケッチ「豚に生まれなくてよかった」
3 草も木もない密林「なっちゃいねぇ、何もかも」
4 煉獄へと続く道「俺も所詮は豚だったのか」
エピローグ―シカゴから現在へ

著者等紹介

松田裕之[マツダヒロユキ]
1958年大阪府豊中市生まれ。松商学園短期大学(現松本大学松商学園短期大学部)、産能短大、放送大学、関西学院大学、甲子園大学などで経営関連ならびに情報通信関連の講義を担当。現在、神戸学院大学経営学部教授。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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