内容説明
著名な理論物理学者と稀有の覚者が、人類の未来について、英知を傾けて行った十三回に及ぶ長大な対話録。
目次
心理的な葛藤の根源
精神から時間の蓄積物を拭い取る
なぜ人間は思考を最重要視するようになったのか?
自己中心的な活動パターンの打破
存在の基底と人間の精神
洞察は脳細胞に変容をもたらすことができるか?
死にはほとんど意味がない
他の人々の中に洞察を喚起させることはできるのか?
老化と脳細胞
コスモスの秩序
“心理的”知識の終焉
宇宙における精神
個人的な問題を解決し、断片化を終わらせることは可能か?
著者等紹介
クリシュナムルティ,J.[クリシュナムルティ,J.][Krishnamurti,J.]
1895年、南インドに生まれる。神智学協会において来るべき世界教師としての教育を受け、“星の教団”の指導者となるが、1921年、「真理はそこへ通じるいかなる道も持たない領域である」として同教団を解散。以降、あらゆる権威や組織によらず、独力で真理を探究することの重要性を説き、さまざまな講話や対話を行いながら世界各地を巡った。その一貫した懐疑の精神と透徹した語りは、幅広い聴衆に深い影響を与えてきた
渡辺充[ワタナベミツル]
1950年、東京生まれ。1974年、東京大学理学部物理学科卒。同年、三菱商事入社。石油化学品の輸出入、エンタテインメント・IT関連の仕事に携わる。2001年、退社。その後、IT・教育関連を主に、複数社の役員を経て、現在会社役員。2003年、曹洞宗、原田祖岳禅師門下、佐藤正真老師より印可を受ける。その後も参禅中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kanaoka 57
たかしゃや
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新垣玄龍
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