電気のごみ―高レベル放射性廃棄物 地層処分最前線を学ぶたび スウェーデン・フランス

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434152436
  • NDC分類 539.69
  • Cコード C0036

内容説明

原子力発電に賛成であれ、反対であれ、すでに「電気のごみ」(高レベル放射性廃棄物)は発生している。日本と同じこの課題にひと足先に道すじをつけ、処分地を決定したスウェーデンとフランスの最新事情を、環境分野で活躍する4人が、市民目線で視察したレポート。

目次

たびのはじめに 電気のごみ―私たちは傍観者でいいのでしょうか(暮らしのごみに、大きな課題が残っている;「電気のごみ」に生活者としての責任をもつ ほか)
第1章 スウェーデン編(環境モデル都市ハンマビー・ショースタッド;スウェーデン核燃料・廃棄物管理会社(SKB)とエスポ岩盤研究所 ほか)
第2章 フランス編(地域情報フォローアップ委員会(CLIS)
放射性廃棄物管理機構(ANDRA)/ビュール地下研究所)
第3章 視察を終えて(NGOとして役割に自信を持てたたび;地域の活力に出会って ほか)
解説 スウェーデン・フランス・日本の地層処分(スウェーデン;フランス ほか)

著者等紹介

崎田裕子[サキタユウコ]
「市民が創る環境のまち元気大賞」、環境ビジネスコンテスト「eco japan cup」運営に携わる。ジャーナリスト・環境カウンセラー。持続可能な社会をつくる元気ネット理事長、環境ビジネスウィメン代表、新宿環境活動ネット代表理事。「総合資源エネルギー調査会」「中央環境審議会」委員など

鬼沢良子[キザワリョウコ]
食、水、みどり、ごみなど生活の視点で活動が始まり30年。持続可能な社会をつくる元気ネット事務局長・環境カウンセラー

中岡悦子[ナカオカエツコ]
1993年に環境・廃棄物コンサルタント会社に勤めはじめる。1996年に元気なごみ仲間の会(後の「元気ネット」)に入会・活動し、市民目線の廃棄物の3Rを学ぶ。環境カウンセラー、ISO14001環境審査員補

植木恭子[ウエキキョウコ]
「柏のおさいふ事情」を2010年2月、柏市の財政を考える会7名で自費出版。十坪ジムトレーナー。元気ネット電気のごみワークショップスタッフ

松田美夜子[マツダミヤコ]
富士常葉大学環境防災学部教授を経て、2007年より原子力委員を3年間務める。生活環境評論家。専門は廃棄物政策と市民参加。ドイツ、フランス、スウェーデンの廃棄物政策を20年にわたり定点観測をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shizuca

2
福島の事故より前にかかれた本。この著者さんたちの福島原発事故後の話が読みたい。 内容はとても興味深く、やはりやるからにはとことんガッと制度を変えなければ意味がないことがわかりました。2022/12/20

Nakazy

1
原子力発電をするにあたり、使えなくなった放射性廃棄物をどう処理していくか?の問題。この本の内容は、一般常識となる原発の致死かは描いておらず、放射性廃棄物の再処理工場と地域の住民たちとの相互理解などの社会的もしくは政治的な対応を議論している。日本国民はこういうことに興味を持ったほうがいいと思うが、値段相応の面白い内容ではなかった。2011/03/17

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