内容説明
大きなスケールのイノベーションを成し遂げるには、組織内部に「正しい対立」を起こし、衝突する異論の中から将来の道筋を見出していく戦術眼が必要だ。世界有数のリーダーたちはこれをどう成し得てきたか。数多くの有名企業の経営戦略事例を題材に、元マイクロソフト重役+元マッキンゼーリーダー育成責任者が次代を見据えた新しいビジネス組織論を提唱する。
目次
第1部 組織の中の「協調」と「対立」(組織は調和がすべて、ではない;戦う価値のない三種類の戦い;“ジャック・スパー”のライト・ファイト)
第2部 ライト・ファイトの見極め方―ライト・ファイトを選択する時のルール(意義のある戦いを;過去ではなく、未来に向けた戦いを;尊い目的を追求せよ)
第3部 ライト・ファイトの戦い方―ライト・ファイトの規律に関するルール(戦争ではなく、スポーツに;フォーマルな仕組みとインフォーマルな手段を賢く利用する;痛みから得る ほか)
第4部 ツール―ライト・ファイトを見極め、正しく実践するためのチェックリスト(それはライト・ファイトに値するか ライト・ファイトを選択する時のルール―診断ツール)
著者等紹介
ジョニ,サジュ=ニコル[ジョニ,サジュニコル][Joni,Saj‐Nicole]
元マイクロソフト、元CSCインデックスの重役を務めたほか、マサチューセッツ工科大学、カーネギー・メロン大学、ウェルズリー・カレッジなどで教鞭を執った経験もある。さらにケンブリッジ・インターナショナル・グループの創業者兼CEO。カリフォルニア大学サンディエゴ校で博士号を取得。国際的に著名なビジネス・ストラテジストとして、世界の有名企業のトップらにアドバイスを行い、リーダーとともに、あらゆる角度から課題を検討し、様々な可能性をテストして、ベストな戦略オプションを立案・実行することに力を貸している
ベイヤー,デイモン[ベイヤー,デイモン][Beyer,Damon]
ブーズ・アンド・カンパニーのシニア・エグゼクティブ・アドバイザー。カッツェンバック・センターの創設メンバーの一人。同センターは組織変革をテーマに、公共・民間部門の幹部へのコンサルタント業務を行っている。マッキンゼー時代には北米部門とグローバル・エネルギー部門のリーダーを歴任。その間、一貫してリーダー育成を主要テーマとし、多数の社員が参加するマッキンゼー社内研修プログラム「リーダーシップ入門ワークショップ」の改訂の責任者も務めた
満園真木[ミツゾノマキ]
翻訳家。青山学院大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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