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内容説明
初代・父の急死により、津軽三味線の「村上三絃道」二代目家元を襲名したのは、20年前。まだ28歳であった彼女にとって、二代目襲名は、予想もできない波乱の人生の始まりだった。それまでの平穏な生活が、突如として、重苦しい暗黒の日々へと一変する。しかし、振り返るとそれは、あらかじめ準備されていた“成長のための階段”だった。―これまでに公にできなかった心の暗闇を、20年目の「告白本」として発刊。
目次
第1章 岩木山に落ちる夕陽を眺めながら、鮮やかによみがえる父との想い出
第2章 突然、父がやってきた―「このおじちゃん、ぜったい大っきらい!」って思ってた
第3章 父を襲った突然の悲劇―父と浜田先生が遺してくれたもの
第4章 運命の「道」を生きる―津軽三味線の音色の向こうに父の姿を追い求めて
第5章 ふるさとの調べを子どもたちの心に刻むスクールコンサート―きっかけは「切れた一本の弦」
第6章 魂の叫びで共感し合える喜びを実感―世界へ羽ばたくスクールコンサート
第7章 ふるさと先生こんにちは―余韻を聴く、姿勢を正す
第8章 父と共に歩んできた道、そして、これから歩む新しい希望の道
著者等紹介
村上由哲[ムラカミヨシノリ]
本名、畠山利枝。1962年(昭和37年)宮崎市に生まれる。津軽三味線、太鼓、民謡の演奏と指導にあたるかたわら、国内外での公演を行い、様々なジャンルとのジョイントコンサート、スクールコンサートを開催中。村上三絃道2代目家元であり、企画・制作・音響、村上三絃道運営の音楽事務所、有限会社ライフミュージック代表取締役を務める。日本ソーシャルスキル協会認定「ソーシャルスキルカウンセラー」。特定非営利活動法人ヘルスカウンセリング学会認定「ヘルスカウンセラー」。1男1女の母親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。