目次
第１部 陰陽五行―日本太古の学問
第２部 世界再統一の神託
第３部 葺不合朝後期１正史録―天津祝詞の制作年代
第４部 葺不合朝後期２正史録
第５部 葺不合朝覆滅の原因
第６部 古事記の問題点
第７部 森羅万象は靈の住家
第８部 太古地球上の天変地異
著者等紹介
酒井由夫［サカイヨシオ］
博士。明治２８年（１８９５年）長崎県島原市に生れる。五高卒業。大正１１年東大医学部卒業。同学部病理学教室を過て物理的治療所で潜水病の治療研究に従事。昭和１４年軍事保護院伊東療養所所長。昭和１７年「朝日文化賞」受賞―慢性麻薬中毒ならびに一般中毒性疾患の治療法に関する研究による（注：作曲家・信時潔―（海ゆかば）、画家・藤田嗣治らと同時受賞）。当時特に白眼視されていた漢方療法を併用して、多くのアヘン中毒患者、貝毒（あさり・かき中毒）患者を救ったことが評価される。昭和３０年～４５年竹内文書解読関連の草稿を執筆。昭和５０年没（８０歳）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00％完了】
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*竹内文書･第二巻*竹内文書ネタの小説読解の為読了｡世紀のトンデモ本のガイド｡世界の運命は日本がコントロールしている"日本雛形理論"を提唱｡そのパンチある内容から､小説の元ネタに多数起用されている稀有な書籍｡今回は日本とアトランティス等の関係性が紹介――大日本万歳！の時代に著された為､過剰なまでに日本が世界の中枢｡そんなワケないだろ(笑)な内容ながら､当時､数多の受賞を持つ博士の著者が精密な内容を描かれている｡その奇抜さ､情報の精密さから､後の小説家たちが元ネタとして目を付けた本書｡その読解に重宝します｡2012/08/05
