内容説明
「お前たちは島から生きて出られない」―廃墟の島『矢郷島』でのロケ中、突如送られてきた動画メール。『5年後の未来』にいるという『ミイラ男』が、ロケ参加者9名が皆殺しにされると予言する。やがてその言葉通り、出演者、スタッフが次々と殺されていく。誰が殺しているのか。なぜ殺されるのか。一体この島で何が起きているのか。息つく暇もない展開、予想だにしない衝撃の結末!異色ホラーミステリー。
著者等紹介
椙本孝思[スギモトタカシ]
1977年、奈良県生まれ。大阪国際大学経営情報学部卒。2002年「やがて世界は詩に至る」で出版デビュー。「THE CHAT」シリーズで若者を中心に熱烈な支持を獲得し、異色ホラーミステリー作家として一躍注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
26
黒幕の正体がわかったとき、その悪意の強さにゾッとした。2020/08/25
じゅんぢ
12
せっかく舞台設定に廃墟の島を選んだのに、あまり廃墟の空気感をかんじなかった所が残念だった。ミステリーとして読むといまいちだけどホラーとして読むと面白かった。2017/02/20
たま@
7
思った以上に面白かった。とある無人島に廃墟を撮りにきたテレビクルーたちの中の一人、佐倉の携帯に一つの動画が送られてきた。内容は、島から生きて出られないというものだった。しかも、五年後の未来からの送信。助かるために、殺人犯を見つけようもするものの、誰なのかわからず。そんな中、次々と送られてくる動画と、予告された地震の時刻が迫る中、次々とクルーやタレントたちが亡くなっていく。犯人は、もしかして、とは思ってたものの、まさか、こういうラストになるとは思わなかった。2016/12/05
まみ
4
薄々、予想はしていたけど、実際にこうなるとやっぱり、ゾクッとした。やっぱり、生きてる人間が一番怖いな。2013/11/23
ヤスヒ
4
スラスラと読めた。ストーリーというより廃墟という設定が印象に残った。これを読んだ後しばらく廃墟がマイブームに…。
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