目次
1章 GDPの三面等価
2章 企業の赤字と財政・貿易赤字
3章 貿易黒字について
4章 国債について
5章 リカード「比較生産費説」「比較優位」論
6章 財政政策と金融政策
7章 需要・供給曲線の導出
著者等紹介
菅原晃[スガワラアキラ]
1965年生まれ。経済教育学会会員。経済教育ネットワーク会員。北海道高等学校政治経済研究会常任幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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逍遥遊
3
52-08-20180628 絶版になるわけだ。章だだての構成は悪いし、誤字脱字も多いし、弱小出版社は、この本に書かれているように比較生産費説で淘汰されるべきか。ただ、交易によって国内自給率がゼロになってよいはずはなく、その問題に触れられていないのには、些か消化不良。政治の話と言われるかも知れないけど、そこまで考えて世の中の仕組みを研究するのが経済学だと考えます。2018/06/28
void
0
【★★★★★】貿易黒字と財政赤字(と民間貯蓄超過)は同時におこる現象(ISバランス)、国際は(政府の)借金=(国民などの保有者の)財産であり内国通貨建ての債務で破綻はしえない、貿易というのは「生産≧消費」の壁をこえ「生産<消費」の可能性を拓く、輸出増[減]=輸入増[減]であるetc... 09年までのデータ及び図表を多用しながら「正統派経済学」の思考方法を、高校生レベル(とはいっても用語に慣れてないと序盤を読み進めるのがちとしんどいかな)の内容で説明する。理論と現実の橋渡し(理論の現実的意義の習得へ)。2012/03/31