また会おう友よ故国よ―笹倉明のエッセイ・ワールド

また会おう友よ故国よ―笹倉明のエッセイ・ワールド

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434145728
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

異郷、タイからみた日本の姿、戦後社会。教育者だった両親の生きざまと重ねて語り、個の人生と国の未来がいかにあるべきかを問いかける!写真と文が織りなす異色のエッセイ集。

目次

はじめに―なぜタイなのかという問いに対して
地球の主たちのロマンとわが故郷
人生は縁起であることの真について
仏教とヒンズー教の神々が共存する社会にみるもの
太陰太陽暦とともに生きる人々の文化
異国にて想う、わが母の祈りと生涯
文学浪人となりし現実とその背景
法廷が身近になる裁判員制度の果たす役割
ハングリー精神の中身とその影響について
わが国が溶けていくかもしれない恐れとは
人体が宇宙であることと天我一如の思想
病気ににならない決意と保険なるもの
わが菜食主義への回帰とその意味
自然の植生に真実が隠れているという信念
父親の生きざまが教えたもの
タイ社会にあるそれでも大丈夫な理由とは何か

著者等紹介

笹倉明[ササクラアキラ]
1948(昭和23)年、兵庫県に生まれる。早稲田大学文学部文芸科卒業後、広告代理店勤務等を経て、1980年『海を越えた者たち』で第4回すばる文学賞に入選し、文筆活動に入る。88年『漂流裁判』で第6回サントリーミステリー大賞を受賞。89年『遠い国からの殺人者』にて第101回直木賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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