内容説明
昭和二十年五月、父応召。八月敗戦。本溪湖に残された幼い子どもたちと母、六名の引揚げが始まったのは翌二十一年六月のことであった。
目次
第1章 母、朝鮮に渡る(母の生い立ち;朝鮮へそして結婚 ほか)
第2章 終戦―本溪湖での苦闘の一年(父の勤務地・本溪湖へ引っ越す;父の出征 ほか)
第3章 祖国への旅立ち(引揚げ)(葫廬島への道;やっと引揚船に乗船 ほか)
第4章 六十三年ぶりの本溪湖
著者等紹介
花井正男[ハナイマサオ]
1946年生まれ。神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。その後、定年退職まで社会科教員として教鞭を取る。現在、大阪成蹊大学現代経営情報学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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