アドラー・セレクション
人生の意味の心理学〈上〉―アドラー・セレクション

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434145063
  • NDC分類 140
  • Cコード C0011

内容説明

人生についての意味づけ(ライフスタイル)を変えれば、世界は驚くほどシンプルになる。心理学の巨匠アドラーが、平易な言葉で雄弁に語る幸福論。上巻では、人生の意味は他者への関心と貢献、協力であることを、夢、早期回想、家族布置の事例を通して明らかにする。

目次

第1章 人生の意味
第2章 心と身体
第3章 劣等コンプレックスと優越コンプレックス
第4章 早期回想
第5章 夢
第6章 家族の影響

著者等紹介

アドラー,アルフレッド[アドラー,アルフレッド][Adler,Alfred]
1870年‐1937年。オーストリアの精神科医。1902年からフロイトのウィーン精神分析協会の中核的メンバーとして活躍したが、1911年に学説上の対立から脱退した。フロイトと訣別後、自らの理論を個人心理学と呼び、全体論、目的論などを特色とする独自の理論を構築した。ナチズムの台頭に伴い、活動の拠点をアメリカに移し、精力的な講演、執筆活動を行ったが、講演旅行の途次、アヴァディーンで客死した

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)、近大姫路大学看護学部(生命倫理学)非常勤講師。日本アドラー心理学会認定カウンセラー、日本アドラー心理学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

49
以前読んだ「嫌われる勇気」と違って、専門書のような読みにくさ(-_-;)前半、これは精神病関係の本かと思ったが、成程、アドラーは精神科医だった。心理学者だと思っていました。アドラーはカウンセリングにより来談者の共同体感覚を育成することを目的とした。来談者のライフスタイルを分析するために「早期回想」や「夢」などを手掛かりとした。人生の意味は「貢献」であると理解する人だけが、勇気と成功の好機をもって、困難に対処することが出来る。非常に分かりにくいが、引き続き下巻へGO2014/10/30

陽麿(お陽さま麿やか)

13
人生の意味、それは自分で決めるもの。 見るもの、聞くもの、快、不快、どう感じるかは自分次第。  自分の人生は自分で決める。 2016/02/03

唯誠

11
人の感情は、人が人生にあたえる意味とその追求のためにおく目標によって形成されカタチ作られる。感情は身体を支配するが、身体には依存しない。常に主として、目標と結果として生じるライフスタイルに依存する。ライフスタイルを変えれば、世界は驚くほどにシンプルになるという。 人は動き、その動きには意味があり、全ての姿勢に意味があるものと…説く。 2020/10/28

ちょうすけ

6
アドラーという人に興味を持って図書館でまとめ借り。でも最初の数ページで疲れてしまいました。時代なのかもしれませんが「すべきである」という上から目線の断定ばかり。後世に残らないものには価値がない、という断定にも悲しくなりました。そうかな?フランクルの「夜と霧」を呼んだばかりでもあったので、「どんなにささいな苦しむだけの命であってもそこに意味はある」というメッセージのほうが、私はうれしいな。2014/09/25

Shohei Ito

4
人生への意味付けを変えることについてアドラーが語った幸福論。 経験というものは、自分が持つ枠組みによって都合よく解釈され、今の自分を有利にするためや目標を達成させるために使っているというのが、本書のポイントかと思います。自分の身に起こった出来事をどう捉えるか、それを捉える枠組みがどうなっているのかを認識し、どう他の人に貢献していくかというのがアドラーの言う幸福論なのかなと思います。2020/05/10

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