内容説明
結婚式場に勤める坂井綾子は、ある日、初恋の人である千葉陽介と再会する。だが、陽介には結婚間近の婚約者がいた。せつない想いを抱えながらも陽介の幸せを祝福する綾子。だが、綾子のミスが原因で彼の婚約者は命を落としてしまう。「人殺しのお前に意思なんて必要ない。俺の命令のみに従う奴隷になればいいんだ」逆らうことができない綾子と、陽介のいびつな関係。そして、陽介の婚約者の死にも不審な点が…さまざまな想いが交差する、ミステリアスラブ。
著者等紹介
水城夕[ミズキユウ]
2008年よりwebサイト「かなたへ」で恋愛小説を公開。2010年に「はじめての恋でした」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一条梓(アンフィトリテ)
6
図書館で借りました!いやぁ、このヒーローの愛が怖い・・・。実際にいたら怖くて嫌だと思った!!!まさかヒロインを手に入れるためにあんなことするなんて・・・。ビックリものだよ!
グース
3
表紙は明るく楽しい黄色がメインカラーなのに、ストーリーはドロドロ。ドロドロだけど、ドキドキしながら一気読みでした。2話目の、なんとかしてヒロインの目を自分に向けさせようと画策する、そのやり方がイヤだった。年齢からして純粋に行動していいと思うのだけど、その頃から彼にはどこか屈折している部分があったんだということが分かる。それにしても後味の悪さが残る話でした。2011/10/07
やまと
2
びっくりするぐらい、ドロドロしたお話し。このレーベルで、この話はびっくり。エタニティのhpで番外編もよんだけど、ヒーローの婚約者もすごかった。。2016/07/26
JINKO@灯れ松明の火
2
10-76登場人物全てが「腹に一物」とゆーカンジで、後味悪すぎ。イマイチ好みでないな〜2010/05/03
おざみ
1
コッワ~ 引き込まれて読んだけど救いが無かった。2014/07/21