内容説明
「学校は戦場、点数が全て」と言い切り、東京の一流高校で寮生活を続ける冷血女子・千尋。良い点数をとることしか頭になかった彼女は、期末テストで最低の点数をとってしまう。誰にも見せたくない一心で駆け出して交通事故に遭ってしまう。軽傷で済んだものの、それ以来、彼女は人の頭の上に不思議な数字が見えるようになっていた…。映画、舞台脚本、漫画原作などで活躍する脚本家が描く新感覚のファンタジー青春小説。
著者等紹介
なるせゆうせい[ナルセユウセイ]
1977年、岐阜県出身。早稲田大学在学中に「劇団インベーダーじじぃ」を旗揚げ。演劇界で数多くの賞を受賞後、2005年、『10分の9』で商業映画の脚本家としてデビュー。奥菜恵主演の『ユリシス』をはじめ、立て続けに劇場映画のシナリオを手がけ、注目を集める。その後『日本以外全部沈没』、『ヅラ刑事』等で著名な河崎実監督へのシナリオ提供、その他、漫画原作、CM、テレビドラマ、エッセイなど幅広いジャンルで活動。2010年には、舞台&映像の企画制作を行う株式会社オフィスインベーダーを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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