内容説明
あんた達は、本当のブラック職業を知らない…今の仕事のありがたみがわかる!古今東西、本当にあったへんな職業大全集。
目次
仰天!驚嘆!異端!古代・中世ヨーロッパ編(貴族の道楽として庭に放置プレイ―隠遁者;貴族が吐いたゲロをすべて回収せよ―反吐収集人;沼地に棒を刺して鉄鉱石を探せ―沼地の鉄収集人;銀貨紋様の刻印業、コインパクッたら即去勢!―コイン奴隷;オフシーズンのバイキングの実態―ウミガラスの卵採り ほか)
世界に負けない胡散臭さ!日本編(人気力士の勝負を一人で形態模写―ひとりずもう;お江戸に舞い降りたファンシーおじさん―とっかえべえ;重い物を持ち上げる直球パフォーマンス―力持;浴衣美人が麦茶販売、なぜかムフフなひと時も?―麦湯女;人形片手にアポ無しお宅訪問、かわいく物乞い―長松小僧 ほか)
著者等紹介
清水謙太郎[シミズケンタロウ]
1981年3月、東京都生まれ。成蹊大学卒業後、フリー編集者としてパソコン雑誌の編集を手がける。また、フリーライターとして文房具、自転車などの書籍のライティングもこなし、多岐に渡る分野でマルチな才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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葉菜枝
1
古代・中世ヨーロッパと、主に江戸時代にあったシュールなお仕事を紹介。無表情でとぼけた感じのイラストと、クールな文章の取り合わせが絶妙な面白さをかもしだしていた。2012/12/09
KBS
1
日本の物乞いとセールスがシュール過ぎる2011/05/22
栞
0
シュールなお仕事が紹介されている本。ヨーロッパ編はブラックなのが多い感じで、江戸時代の日本編は、エコ的なものとシュールなものが多い感じでした。“思い込みの激しいドジっ子呪術師”幽体離脱が僕らのお仕事。など、筆者の紹介文が面白かったです!2013/05/08
マカロニ マカロン
0
個人の感想です:B+。タイトルが気になり、図書館で衝動「借り」してしまった。古代中世ヨーロッパ編はマジで「絶対イヤ」な仕事ばかりだが、日本編は江戸時代の日本ってエコ社会だったんだなあと思わせる職業が多い。エコな仕事は儲からずに重労働、低賃金になりがちなのは古今東西を問わないようです。昔の子供たちは幼いころから労働力として期待されていたわけで(宮崎駿監督の映画などにもでてきますが)、それに比べると今の子供たちは恵まれすぎておりますな(著者の文体に似てきた)。「ちんこ切り」は絶対誤解されるイヤな職業だ!2012/10/13
りり
0
本屋にて立ち読み。声を出さずに大笑いしてしまった。筆者のさめたコメントが面白さを煽る。 2011/09/14