内容説明
人はなぜ「農」に向かうのか?失業や貧困の不安を減らし、自然生態系の一員として、もっと心豊かに、ゆったりと暮らす術はないのか。その答えがここにある。
目次
1章 あらゆる生命はエンジンである
2章 気象エンジンが育む地球の生命
3章 土(陸地)の生態系
4章 水(陸水と海)の生態系
5章 人間社会と生態系の関係
6章 有機肥料と不耕起でつくる豊かな農地
7章 糞尿と涌き水でつくる豊かな漁場
8章 これからの暮らしを考える
付録 いずれ始まる地球寒冷化―CO2温暖化論議のその後
著者等紹介
槌田敦[ツチダアツシ]
1933年東京生まれ。東京都立大学理学部化学科卒。東京大学大学院物理課程D2修了後、同大助手を経て理化学研究所研究員。定年退職後、94年から名城大学経済学部教授(環境経済学)。06年定年退職。05年4月~09年3月まで高千穂大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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