内容説明
10年後、日本は世界1になる。学問のすすめの精神を実行し、政府にたよらず、各個人が“独立自尊”の気概を強く持つこと。日本における主要技術は全て、中小企業にささえられている。
目次
百年前と似た状況
今、何が必要か
なぜ学問をすすめるのか
「独立自尊」の精神を持て
政府と官僚
何をすべきか
実学を考える
新しい大学作り
学問と政治
官民協調
公共財とは
行政財政改革の必要性
日本がやってきたこと
ぶれてはいけない
これから行くべき方向
医療・福祉、教育、農業をどうするか
加藤流『学問のすすめ』
情報社会の学問
日本の将来
『学問のすすめ』現代語要約
『学問のすすめ』現代語訳について
著者等紹介
加藤寛[カトウヒロシ]
1926年岩手県生まれ。経済学博士。1956年慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学経済学部教授(現、名誉教授)、同大学総合政策学部設立後、初代学部長、千葉商科大学学長(現、同大学名誉学長)、嘉悦大学学長、日本ファイナンシアル・プランナーズ協会理事長、元米価審議委員、元臨時行政調査会第四部会長、元税制調査会長、その他多数の学界外役職歴任。教育者として様々な分野で活躍する教え子や弟子を輩出し、政界に小泉純一郎、橋本龍太郎、小沢一郎、学界に竹中平蔵、黒川和美、川野辺裕幸、丸尾直美、等々多数、経済界でも諸分野で活躍する人材を輩出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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