内容説明
東京新宿・戸山の建設現場から人骨が発見されて20年。人々に対して国家が起こした犯罪行為について責任を取るとはどういうことか。人骨問題と共に、ドイツの戦後補償、薬害肝炎、ハンセン病などさまざまな局面から考える。何よりも、人の尊厳が守られる社会の構築を目指す。
目次
人骨(ほね)発見から二〇年
第1部 シンポジウムより(ドイツ強制労働補償基金;薬害肝炎訴訟;ハンセン病問題基本法;人骨問題の真相究明;質疑応答)
第2部 人骨発見二〇年の歩み(標本という名の「死体」―人骨の会の二〇年)
資料編