黄金の枝を求めて―ヨーロッパ思索の旅・反戦の芸術と文学

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434131820
  • NDC分類 904
  • Cコード C0098

内容説明

なんのために若者たちは死ななくてはならなかったのか。ヨーロッパ大戦の戦跡を歩き、旅のなかで考える。

目次

それは一兵士の声明から始まった
第1部 彼方からの伝言―イギリス、イタリア、スペイン(辱められた夜にぼくは立ち会っている;黄金の枝を求めて―フレイザー、ターナー、カロッサ;ピレネーの尾根を越えて―ヘミングウェイ、プレスバーガー、ピカソ)
第2部 眠れぬ魂との対話―ベルギー、フランス、スイス(フランドルのもがり笛;罌粟の花を探して―マンスフィールド、マクレー、サスーン;烏のいる風景―リルケ、オーウェン、ベイトソン)
第3部 未来に生きる者への委託―イタリア、ベルギー、フランス(残された者の追憶のなかに;真夜中の兵士たち―キプリング、オーウェン、ロングスタッフ;森のなかの墓地へ―マンスフィールド、リルケ、カロッサ)
黄金の谷間にて

著者等紹介

立野正裕[タテノマサヒロ]
1947年、福岡県生まれ。明治大学文学部教授。専攻は近現代英米文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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エリンギ

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著者の明治大学における最終講義は2017年3月11日に開講された。このときされた話というのと、この本に収録された各篇の内容は大幅に重なるところがある。 はじめての研究旅行で訪れたイギリス・スコットランドとベルギーのフランドル地方で、著者は運命的な光景に出会った。2021/01/11

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