内容説明
リーマンの経営破綻をきっかけにして勃発した金融危機と世界同時大不況が、どのように人びとに襲いかかってきたのかを分析。働く人びとや社会的に弱く無防備な人びとにとって金融危機がどのような意味を持つかに視点を置き、オルタナティブな社会を構想する作業につながる現状の基礎的な分析を行う。
目次
世界を震撼させる金融恐慌の勃発
銀行への資本注入で金融危機は収束しない―九〇年代の「日本の経験」は誇れるか
グローバル資本主義と金融危機
金融危機と私たちの暮らし
働く人びとを襲う金融危機と大不況
著者等紹介
白川真澄[シラカワマスミ]
1942年生。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。60年安保闘争、ベトナム反戦闘争、三里塚闘争などの社会運動に関わり続け、90年代から「地域から政治を変える」ことを追求。現在『季刊ピープルズ・プラン』編集長、「グローカル座標塾」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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