内容説明
ニューイヤー・コンサートでお馴染みのダンス音楽の集大成。ワルツ、ポルカ、カドリーユなど、ダンス音楽の魅力を徹底追及。9カ国、約60名の作曲家の生涯と作品をエピソードをまじえながら紹介。
目次
第1章 ダンス音楽概説(舞踊と音楽;「ダンス」の定義;舞曲の略史;ダンス音楽の種類;ダンス音楽の普及とその形態)
第2章 オーストリアのダンス音楽の作曲家たち(ウィーンの大衆音楽とその背景;ウィンナ・ワルツと諸舞曲;第一期:ビーダーマイヤー時代(十九世紀前半)
第二期:ウィンナ・ワルツの黄金時代(十九世紀後半)
第三期:銀の時代(二十世紀前半))
第3章 諸国のダンス音楽の作曲家たち(ハンガリー―チャールダーシュの母国;ルーマニア―超有名曲を生んだ国;チェコ―ポルカと軍楽の宝庫;ドイツ―サロン音楽の宝庫;デンマーク―ティヴォリ・ミュージックの本場;フランス―享楽文化のメッカ;イギリス―プロムスの本場;メキシコ―知られざるワルツの宝庫)
著者等紹介
岩田隆[イワタタカシ]
1939年、愛知県一宮市生れ。名古屋大学文学部卒業。1962年より愛知県の県立高等学校の英語教師として奉職。教頭、校長を経て、2000年、定年退職。現在、名古屋大学教育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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