内容説明
流通業界の常識がひっくりかえる。金融、証券、ファンド、製造、物流、卸しなど、流通・隣接業界からの入門テキスト。
目次
第１章 売上はどこからやってくるか
第２章 ビルゲイツもサムウォルトンもいない―なぜ、大手の寡占化が進まないのか？
第３章 ビジネスの本質は「売り」にある―売って、売って、売りまくったウォルマート
第４章 １００兆円マーケットは、流通のニューフロンティア―売上の、新しい流出が始まっている
第５章 答はモデル、ＭＤ、マーケット―１００兆円市場を切り開くのは３つのＭ
第６章 １００兆円を原資にして、新しい産業を興す―どうすれば可能になるのか
著者等紹介
橋詰昇［ハシズメノボル］
経営コンサルタント。（株）リ・クリエイション代表。昭和２４東京生まれ。中央大学理工学部卒業。経営コンサルティング企業、スペシャルティ研究所勤務後、１９８５年に独立。以来、流通業におけるビジネスモデルの開発実務とマーチャンダイジング指導を専門業務とし、主に、個別企業の成長戦略を提案・実施。多くの中小、及び、中堅企業の育成実績を持つ。立地選定から始まり、業態決定、ストアプランニング（ゾーニング・レイアウト）、商品構成、店長・バイヤー研修まで、業態開発に関する総合的なプログラムを実施する。日本におけるスーパーセンター開発を主導し、スーパーマーケット、及び、ホームセンターからの転換による企業成長事例も数多く持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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牧神の午後
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進軍ラッパを鳴らしまくって笛吹けど踊らず？。小売りは前近代と近代に分けられて、前者は消費者にワンストップサービスを提供し、後者は田舎の商店街の店。まぁ確かにそういう側面もあるけど、独自の価値を提供することは可能なわけで。行き過ぎた管理主義はＮＧで、売上拡大がないと縮小均衡ということは同意できるけど、今の小売りも筆者が考えているよりももっと考えていると思う。なんというか、良く言えば「逆に考えるんだ」、で悪く言えば極楽トンボ。2012/10/09
