騎馬民族がもたらした日本のことば

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434125706
  • NDC分類 810.29
  • Cコード C1081

内容説明

記紀のいにしえから生きた日本語に姿をかえている古代テュルク語。その淵源をオルホン‐エニセー碑文に求め、東海の列島で漢字に音声としての訓読みが形成する過程をも考察する。長年にわたり日本語の語源を追求してきた著者による驚きの“ことばの騎馬民族伝来説”。

目次

1 生活の基本となったことば(明るくなるの「あかる」の語源;「黒」「暗い」「暮れる」の語源;「とる」の語源;「うつ」の語源;「かたい」「かためる」の語源;「柔らかい」「和らぐ」「弱る」の語源;「すごい」の語源;「きれい」の語源;「恋」の語源)
2 日常的な身近なことば(「帰る」「返す」などの語源;「ひっくりかえる」「ぐらっと」の語源;「あら」の語源;「膝をつく」「嘘をつく」の語源;「かぶる」「かぶせる」の語源;「うとうと」「うつらうつら」「おぞむ」の語源;「がやがや」「騒ぐ」「たわける」の語源;山名の語尾「たけ・とー・とうげ」の語源;英虞湾の「英虞」の語源)
3 古代テュルク語から日本語への流れの深層

著者等紹介

東巌夫[ヒガシイワオ]
1924年鹿児島県に生まれる。国立鹿児島高等農林学校(鹿児島大学農学部の前身)を卒業。東京学芸大学付属世田谷中学校教諭、東京学芸大学理科教育学の非常勤講師を定年退職の後、1989‐92年、北京中央民族学院(北京中央民族大学の前身)に留学。さらに続く10年間毎年4ヵ月留学して、ウイグル語、古代テュルク語、ロシア・モンゴル・満州語を学ぶ。その他の言語学習歴は、独・仏・中・韓・ギリシャ・ラテン語に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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