内容説明
漢文ほど時代に左右され、翻弄された教科目はない。中等漢文教育史は近代の教育思想史を知る「窓」。中国漢文は儒学、日本漢文は国体論イデオロギー。なぜ漢文科廃止論はたびたび繰り返されたのか?終戦直後の日本漢文削除はGHQの指示か。
目次
1章 第1期 近世儒学踏襲期(=漢文絶対期)
2章 第2期 国体論整備期(=漢文譲位期)
3章 第3期 国体論浸透期(=漢文劣位期)
4章 第4期 国体論硬直期(=国漢対等期)
5章 強いられた孝と忠
6章 繰り返された漢文科存廃論争
7章 近代から現代への接続
著者等紹介
石毛慎一[イシゲシンイチ]
1948年横浜市出身。東京教育大学(理学部物理学科)中退。静岡大学(人文学部国文学科)卒業。早稲田大学大学院文学研究科(東洋哲学)修了。早稲田大学大学院教育学研究科(国語教育)修了。同研究科博士後期課程単位取得後満期退学。神奈川県立ひばりが丘高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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